お別れ会とは

近年は、お葬式は家族や親族だけの少人数で行う家族葬を希望する方が増えています。
しかし、様々な理由から、知人や友人が集まり、後日故人とお別れをする場を設けることもあります。
その場を「お別れ会」といいます。

お別れ会の内容は？

お別れ会はお葬式とは違って、決まった形式やしきたり等は無く、
具体的な内容については、主催者が自由に決めることになります。
故人の好きだった曲をBGMとして会場に流したり、
メモリアルコーナーを作って故人の愛用品や思い出の写真を飾ったりするなど、
その人らしさの出る演出を考えてあげると良いでしょう。

内容例　その1　自由な立食パーティ形式

会食パーティー形式とは、弔礼や献花に加えて参列者で会食を行う形態です。
最初に弔礼や献花を行い、その後食事に移ります。
食事は、立食のブッフェスタイルが一般的です。
会食中に弔辞や故人のエピソードの紹介を行います。
自由に会食途中での退場や献花だけでも参加できます。

内容例　その2　セレモニー形式

お別れ会は通常の葬儀の告別式に近い形態で行うこともできます。
会場正面に生花祭壇などが飾られ、故人の経歴紹介・葬送儀礼・弔辞スピーチなどを行います。
無宗教式も含めて宗教儀礼が伴うのが、セレモニー形式の特徴です。

お別れ会に決まり事はありませんので、上記2例を組み合わせる事も可能です。
故人に最もあったお別れ会、心のこもったお送り方を考えてみましょう。

お別れ会の注意点

お葬式を行うよりも企画力が必要

形式の決まっているお葬式よりも、お別れ会は自由に行うことができます。
自由にできる分、主催者で決めることも多くなります。
また、案内状の作成・送付や適切な会場選びまで自身で決める必要があるため、
企画・運営力が必要になります。
まずはどのような内容で行いたいかイメージを明確にしてから、
会場等を選ぶとよいでしょう。

場所選びでのご確認

パーティー形式でお別れ会を行う際、会場として、ホテルや宴会専門の施設を使用するケースが多くあります。
しかし、ホテルによっては、遺骨の持ち込みや読経・焼香不可といった制約があります。
事前に確認しておく必要があります。

弊社ではお別れ会のご相談もお受付しております。
お伝えいただいたご希望をもとにスタッフがイメージに合う会のご提案を致しますので
是非お問合せ下さい。