[宗祖] 日蓮
[経 典] 法華経
[本 尊] 久遠実成本師釈迦無尼仏
[お唱え] 南無妙法蓮華経
[総本山] 身延山久遠寺 (山梨県)
[大本山] 本門寺(東京)、誕生寺(千葉県安房郡)、清澄寺(千葉県安房郡)、法華経寺(市川市)、妙顯寺(京都市)、本圀寺(京都市)、本門寺(富士市)
[名 刹] 鏡忍寺(鴨川市)、龍口寺 (藤沢市)、仏現寺(伊東市)、実相寺(富士市)、根本寺(佐渡)、妙照寺(佐渡)、題経寺(東京)
[寺院数] 約5,210ヶ寺
[信者数] 約3,850,000人
[真言宗の焼香の作法]
抹香は、つまんで軽く頭におしいただいてから香炉へ。
回数は1回又は3回。
[真言宗の歴史と教え]
日蓮は房総半島の南端現在の千葉県安房郡天津小湊町で漁民の子として生まれたと伝えられています。
16歳で出家、比叡山をはじめ奈良や京都の諸寺で修行を重ねました。
その時の世情は決して平穏ではなく、諸寺が焼けたり、悪党がはびこったり騒然とした有様でした。
日蓮はこの遊学の中で「法華経」こそ釈迦の説く最高の経典と確信するに至りました。
建長5年(1253年)4月28日日蓮が少年期に学んだ故郷 千葉県の清澄山にこもり、清澄山頂で「南無妙法蓮華経」と高唱したときを立教開宗の年とされています。
やがて正嘉元年(1257年)鎌倉で大地震に遭遇し末法の世を憂いた日蓮は「立正安国論」を著し辻説法を続けましたが、鎌倉幕府によって伊豆や佐渡に流されたり、数々の法難を受けました。
日蓮の教えは永遠不滅の釈迦牟定払に帰依し、 「南無妙法蓮華経」の題目をとなえ、積極的に善行を積めばなにびとも救われると説き、社会の救済、国家の救済を強く主張していました。