[宗祖] 鑑真・道宣(南山大師)
[経 典] 四分律、梵網経、法華経
[本 尊] 毘盧舎那仏
[お唱え] 南無毘慮舎那仏
[本山] 唐招提寺(奈良県)(真言律宗は西大寺)
[寺院数] 115ヶ寺
[信者数] 約 130,000人 (真言律宗も含む)
[真言宗の歴史と教え]
中国の唐時代に道宣によって、大成された大乗仏教の宗派の一つで、鑑真によってつたえられました。
仏教の教義研究を主とする学問仏教の宗派です。
鑑真は東大寺に日本で初めての戒壇院を設け、又戒律を修める根本道場として唐招提寺を開き布教につとめました。
戒律にもとづいて身・ロ・意の三つの行為において実践していくことが仏に至る道、と説かれています。
一時期には、真言宗に包括されたことがありますが、後年独立し、又一部が真言密教と融合して、真言律宗として独立し西大寺を総本山としています。