年忌法要とは、故人の命日に行う法要のことです。通常は僧侶を招いてお経を上げてもらい、友人、知人も招いて会食などを催します。
死亡した同月同日の命日を「祥月命日」といい、毎日の中で、死亡した日と同じ日を月命日、「月忌」と呼びます。
死亡した翌年の祥月命日に一周忌(一回忌)の法要を営み、その翌年に三回忌を行います。
六年目に七回忌、十二年目に十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌、百回忌とあり、一般約には三十三回忌までで切り上げることが多いようです。
年忌法要の進行
年忌法要の進行は僧侶がつかさどります。
参会者が自宅や会館、本堂など年忌法要の会場に集まると僧侶の読経か始まり、三十分ぐらい続きます。
読経の途中、僧侶からの焼香の合図で焼香を始めます。
焼香の順番は故人と縁の深かった順に行います。
読経か終わると、僧侶の法話か始まります。
この後墓参りをすませ、法要後の接待となります。